15日、韓国・聯合ニュースは、太平洋戦争当時、米国が日本に12発の原子爆弾を追加投下する計画を立てていたとする米デイリー・ビーストの報道を伝えた。この報道に、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。写真は原爆ドーム。

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2015年8月15日、韓国・聯合ニュースは、太平洋戦争当時、米国が日本に12発の原子爆弾を追加投下する計画を立てていたとする米デイリー・ビースト(Daily Beast)の報道を伝えた。

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デイリー・ビーストは、米軍の文書を引用し、日本が1945年8月1日までに降伏しなければ、米軍は、投下決定の広島と長崎のほかに、京都、横浜、小倉、新潟、東京などへ、はるかに強力な爆発力を持つ原爆12発を追加で投下する計画を推進していたと伝えた。米軍文書によると、米陸軍は1945年春、日本本土の主要都市攻撃に関し議論するための特別標的委員会を発足した。また「東京ジョー」の異名を持つ第3の原爆が太平洋上のテニアン島で組み立てられていた。テニアン島は広島と長崎に原爆を投下したB-29爆撃機の発進基地だった。プルトニウム型原爆の「東京ジョー」は、小倉に投下される予定だった。8月13日、最高位級の2人の軍事専門家たちが交わした電話の通話内容によると、小倉に3番目の原爆を投下するという内容が含まれている。また、生産されていた12発の原爆を、追加で9月と10月の間に、他のターゲットに投下する計画も含まれていた。だがテニアン島にプルトニウムが搬入されている最中の8月15日、日本降伏のニュースが流れ、追加の原爆投下計画は白紙となった。

この報道に、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。

「米国は恐ろしいね」
「米国という存在自体が核より恐ろしい」

「今からでも遅くない。その12個を投下しろ」
「12個じゃ足りないだろう。1200個くらいでどうだ」

「街ではなくて、火山に投下していたら、もっと恐ろしいことになっていたのではないか?」

「奴隷が慣行になっている国(韓国)にも1発お願いします」

「日本が無くなってしまうところだったんだね」
「12発も落とされていたら、日本は今頃、声も上げられない国になっていただろう」

「高木正雄(朴正煕=パク・チョンヒ=元大統領の日本名、親日派とされている)は12発が追加投下されなくて喜んでいるだろう」
「追加投下がなくて、幸いだった」(翻訳・編集/三田)