5日、中国のポータルサイト・網易に、「世界史上、この世のものとは思えないほど悲惨な10大虐殺」と題する記事が掲載され、ネットユーザーがさまざまなコメントを寄せている。写真は瞻園・太平天国歴史博物館。

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2016年5月5日、中国のポータルサイト・網易に、「世界史上、この世のものとは思えないほど悲惨な10大虐殺」と題する記事が掲載され、ネットユーザーがさまざまなコメントを寄せている。

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記事が挙げる10大虐殺は、10位がクメール・ルージュの虐殺(犠牲者100万人)、9位がルワンダ虐殺(犠牲者100万人)、8位が冉閔王の殺胡令(犠牲者100万人)、7位がアルメニア人大虐殺(犠牲者150万人)、6位がローマ帝国によるユダヤ人虐殺(犠牲者150万人)、5位がナチス・ドイツによるユダヤ人虐殺(犠牲者600万人)、4位が永嘉の乱(犠牲者1000万人)、3位が太平天国の乱(犠牲者1000万人以上)、2位が満清の大虐殺(犠牲者1億人)、1位がモンゴル帝国の大虐殺(犠牲者2億人)だ。

この記事に対して、中国のネットユーザーからは、「あと1つ入っていないのがある(※文化大革命を示唆していると思われる)」「今日でもチンギス・ハンを称える愚か者は大勢いる」「歴史の授業では冉閔王に触れたこともない。これがあるべき態度だろうか?」「漢民族は本当に生命力が強いな」「人類史の悲劇。戦争はしてはならない」といったコメントが寄せられている。(翻訳・編集/北田)