フィフィ 韓国人犯罪の報道に配慮する日本メディアに苦言「これこそヘイト」

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20日放送の「真相深入り!虎ノ門ニュース」(CS放送・DHCシアター)で、タレントのフィフィが、在日韓国人や中国人ら一部外国人の犯罪をめぐる報道に苦言を呈する場面があった。

番組では、昨年11月に発生した靖国神社爆発音事件の判決結果を取り上げた。靖国神社のトイレで爆発音が発生し、個室内が損壊した事件で、東京地裁は実行犯の韓国人男性に懲役4年の実刑判決を下している。

この話題を受けて、フィフィは、韓国人が罪を犯した事件で日本のマスコミが配慮した例を紹介する。通り魔犯が、犯行動機として「日本人だったら誰でもよかった」と告白したが、テレビでは報じられず、ネット上でしか流れていないというだ。フィフィはここで、「これって差別ですよ! これこそヘイトですよ!」と訴え、こうした対応が良識派の韓国人の迷惑になっていると声を上げたのだった。

フィフィは、一部の在日外国人にこのような配慮するやり方は逆に差別だと語った上で、「彼らはかわいそう」「歴史上差別をされてきたから」との声が、この報道の扱いに差を生んできたと熱弁する。そして「いつまで経っても腫れ物にさわるように扱われる方が、平等ではないと思うんですよ」と力説したのだ。

続けて、在日外国人の犯罪に対して、一部では本名や国籍を報道しない場合があると苦言を呈する。差別をなくせと訴える人ほどこうした場合に沈黙を守り、「(犯罪者の)本名出てないじゃん」とたださないことは「おかしな話」だというのだった。

そして、「パクさんだろうが、キムさんだろうが、人間性で見るような世の中にしないといけないわけ。だから、イチイチ名前を変えるような社会にしないようにしてかなきゃいけない、今後は」と持論を展開。一方、「こういう発言をすると、私は『ネトウヨ』ってレッテルを貼られて。これこそ差別ですよ!」と憤慨していた。