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TPP(環太平洋経済連携協定)とは何なのか。推進派も反対派も議論ばかりは百出するが、もし実現したらどうなるのか。大前研一氏が解説する [TPP 反対]

  • ritajiriritajiriTPP参加で補助金漬けのアメリカ農業は壊滅すると大前研一氏 2011年11月23日(水)7時0分配信 http://t.co/c4bha5D211/23 09:57
  • ritajiriritajiri韓国のアメリカによる経済植民地が決定!!韓国国会、抗議する野党議員の投げた催涙弾が議会で爆発した数分後、米韓FTAを批准(賛成151、反対7)与党が強行採決、大混乱に。米韓FTA批准のどこに民主主義があるんだろうか。そして次は、日本のTPPということさ。11/23 09:25


TPP参加で補助金漬けのアメリカ農業は壊滅すると大前研一氏

2011年11月23日(水)7時0分配信 NEWSポストセブン

 

そもそもTPP(環太平洋経済連携協定)とは何なのか。推進派も反対派も議論ばかりは百出するが、もし実現したらどうなるのか。大前研一氏が解説する。

* * *
農業も、実はアメリカは補助金漬けで弱い分野なので、TPPの交渉では強く出られない。農業「世界最弱」国の日本には攻め込めるが、競争力の強いオーストラリアの農作物に攻め込まれたら、アメリカの農業は壊滅するだろう。

既にアメリカは、TPP交渉の場でも砂糖や乳製品を例外にするよう主張し始めており、今後、交渉が本格化したら、「逃げ」に回ると思う。

ということは結局、TPPはかつてのGATT(関税と貿易に関する一般協定)ウルグアイラウンドと同じようなものだと考えればよいのではないか。日本はウルグアイラウンドでコメの「市場開放」を延期する代償としてミニマムアクセス(最低輸入量)比率の引き上げを選択した。

しかし輸入米の関税率は、未だに当初の778%相当のままである。ウルグアイラウンドが暗礁に乗り上げてしまったため、TPPという太平洋地域限定の新しい仕掛けを誰かが思いつき、それに来年の大統領選挙までに是が非でも雇用創出をアナウンスしたいオバマ・アメリカが便乗してきたのだろう。だとすれば、恐れる必要はない。

※週刊ポスト2011年12月2日号


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