日本の防衛力が高く評価されるのは「完全に米国のおかげ」=中国
この評価はストックホルム国際平和研究所(SIPRI)、グローバル・ファイアパワー(GFP)、そしてクレディ・スイスのデータに基づくものだが、中国メディアの今日頭条が25日付で掲載した記事は、グローバル・ファイアパワーが発表した2016年2月2日付の軍事力ランキングを取り上げ、3位の中国に対して日本が9位と大きく水をあけられているのはなぜかという点について論じている。
記事は、日本の防衛力に対するロシアのある軍事専門家の見解を紹介、この軍事専門家は「もし日米同盟の基礎がなければ、日本の防衛力は大したことはない」と説明、小さな島国はどう転んでもより巨大な国家と渡りあうことはできないという見方を示した。
さらに、日本には自ら誇りとする海空の自衛隊があるが、核兵器という兵器を擁している中国やロシアとは軍事力の点で比較にすらならないと説明。また日本の早期警戒システムや各種データも完全に米軍に依存するものであると指摘し、クレディ・スイスの報告書で、日本の防衛力が米国、ロシア、中国に次ぐ第4位となったのは「完全に米国のおかげ」だと主張した。
日本が科学技術の点で世界に誇る実力があるにも関わらず、日本の防衛力がGFPで世界9位とされたのは、間違いなく平和憲法の存在と密接な関係がある。現代は過去のどの時代とも異なり、国家間がともに手を取り合って前進していくことが大切な時代だ。従って国家の実力を軍事力で計るより、むしろ平和な国際社会の実現にどれだけ貢献しているかを計るべきではないだろうか。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
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我が祖国の先祖は、明治維新を経て「軽々と清朝を撃破した」だけでなく、巨大なロシア帝国でさえ打ち倒し」、世界を呆然とさせたました。しかしその後が悪かった。
日露戦争の戦費500万ポンド公債を融資してくれたユダヤ系ドイツ人のジェイコブ・ヘンリー・シフ。彼は、ロスチャイルド家・ドイツのユダヤ系銀行やリーマン・ブラザーズなどとも近い関係だった。この時、何らかの権益をシフの周辺に与えておけば、アメリカの支配層のユダヤ社会と日本の関係が、良かったかもしれない。その後、満州の権益をアメリカが要求した時、戦略的に与えておくべきだった。
第一次世界大戦の時、イギリスとフランスとロシアは日本に対して、陸軍をヨーロッパ戦線に三個軍団の欧州派遣を求めた。しかし日本は拒絶し、艦隊の派遣だけで済ませた。この時、陸軍を派遣しておけば、日英同盟は維持されたかもしれない。
戦前の日本は、アメリカ・イギリスとの関係を維持し、強者連合の側にいるべきであった。ところがドイツ・イタリアの弱者連合の側に入るミスを犯しました。
この記事で中国のいっていることは、当然のことです。日本は中国包囲網を、強者連合とともに作る必要あります。それだけに中国からすれば、日本がアメリカとロシアの関係強化を、妨げたいのです。
我が国は過去の誤りを、繰り返してはなりません。
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